「砂糖味の珈琲」か「珈琲味の砂糖」か分からなくなる程度に砂糖を入れた珈琲を飲みながら机に向う。
テストだからって申し訳程度に社会の教科書のページをめくり、すぐに飽きてやめた。
何もテスト前だからって張り切る必要はないだろう。
いつも通りの勉強をしていれば、やっている科目だけだけれど程ほどに点数は取れるはずだし。
そう結論付けてベットに潜り込む。
明日は学園の大半の生徒が緊張するテストの日。
…ところで結果はキャンパスごとなのだろうか。
まぁ、いいや。
―――
嫌な夢を見て目を覚ます。
目覚めが悪い。
今日という日になんて夢を見てしまったんだろう。
正夢にならないようにしないと。
…テスト結果でオール0を取った夢……。
……3日間、精一杯頑張らなくては。
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